HITORIGOTO
3/25
無事にお式の絵を描き終え、渋谷へ。僕を息子のように扱ってくれる夫婦が営む居酒屋マドンナは、日曜日が定休日だ。通い始めた頃、何度か友人達を引き連れ日曜日に行ってしまい「やってないじゃないか!」と怒られたコトがある。
そんなマドンナが、3月25日の日曜だけ空いていた。何時も着物姿のママが普段着で、何時ものようにテーブルを拭いていて、高校からの友人が席に座っている。席につくと、美味しいそうな刺身の盛り合わせと毛蟹が並び、友人達が集まるとマスターが特大のビールを持って来てくれ、誕生日を祝ってもらった。この歳になっても、こんな風に誕生日を祝ってくれる人達がいるこが一番嬉しい。沢山お酒を飲み、お腹いっぱいご飯を食べ、幸せな気分で帰宅した。
家に戻ると、誕生日のお祝いとして何通かの手紙と小包が届いていた。本当に、ありがたい。その中に昨年空に旅立った友の子友達からの贈り物があり、中を開けると一生懸命描いたケーキの絵達が入っていた。毎月ケーキの絵を描き続け、それを大切な方々へカードとし送り続けてきた僕にとっては、心に響く思いがあった。
自分の誕生日を祝ってもらい、改めて誕生日を祝うコトは、いいものだなと強く感じた。今月も大きなケーキを紙に描こうと思う。
お祝いのメールや電話を下さった方々へも、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
磨呑汝 / マドンナ
by hirayama-kouichi | 2018-03-27 00:48 | HITORIGOTO