HITORIGOTO
2017.11/4 - 12/31 98枚
絵日記更新 : http://kezoku.exblog.jp/i50/
昨日は、大好きな夫妻が開く忘年会に顔を出し、久しぶりに飲みすぎてしまいました。ありがたい事に、色々な地域に行くことが多くなり、二人の場にもなかなか顔を出せていなかったので、顔を見ただけで泣けてきてしまうくらい、嬉しくなってしまいました。最近、涙腺が脆くなった気がします。
今年は、本当に色々なコトがありました。
絵を描く場が広がり、知らない土地を巡る機会が増え、その土地でまた素敵な方々に会うコトができました。絵を通し自分の道が少しづつ開けていくコトを、右手を動かし絵を重ねるたびに、感じさせてもらえています。
友達と動いている、廃材から額を作る試みも3年目を迎え、過去最多量の額のご注文を頂くコトが出来ました。お世話になっている地域等から仕入れた廃材や古い材木が、こうして人の手が加わるコトにより新たな役割を得て、価値あるカタチへと変わっていく。「人手間の価値」という考え方を、額を届けさせて頂いた分だけ、太く育てさせて頂いたように感じています。
そして、高校時代から同じ釜の飯を食い、何時も僕の味方で居続けてくれた友が空へ旅立ちました。「会えなくなる。」という言葉の切なさに触れました。これから、この本当の意味を知っていくのだと思っています。彼のせいで、何度も人目を憚らず泣きました。一人電車で泣いてしまったとき、感情とは抑えがきかないモノだというコトを知りました。今まで以上に報告するコトを沢山増やし、友達と再会する時に驚かせてやろうと企んでいます。
今年最後の絵は、干支とケーキの絵を描いていました。父親から始めて頼まれた絵の依頼は、年賀状の絵でした。「戌」の絵だったのですが、それから干支を一周するまで描き続けようと、一つ目的が出来ました。あれから12年。あの頃は一番遠かった目標の「戌」の絵を描き終えました。目的があったからこそ、絵をコツコツと続けてこれたのだと感じています。
今年も、絵を描く場を沢山頂きました。場を下さった皆さんへ、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。2017年もあと数時間ですが、皆さま良いお年を。
by hirayama-kouichi | 2017-12-31 18:22 | HITORIGOTO