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3回目の京都も本当に色濃い時間を過ごさせてもらった。この友達夫婦を訪ねると、毎回新しい発見と刺激をくれる。最近は報告出来るコトも増え、互いの経験を交換し、話し込んでいるとついつい朝方になってしまう。こんなにも楽しく真剣に、他人が聞いたら馬鹿馬鹿しく感じる夢の話を、大声で話せるコトに幸せを感じる。

滞在期間中、運良く彼等の海外の取引先との会食にも誘ってもらい、沢山のコトを感じさせてもらった。良いモノを作り続ける仕組みや、場を維持するコトの難しさに加え、進化を続ける為に人と交わり、芯を曲げず進もうとする姿勢に触れ、同じ日本人として気持ちが熱くなってしまった。

別日には、今度は彼等の物作りの根っこを支えている社長さんとも晩酌を交わし、モノを作る人を、その人達以上の熱を持って支える人がいるコトを感じさせてもらった。考えるだけでも、行動するだけでも、反省するだけでもダメで、考え行動し反省する。それを、何度も何度も繰り返しているから、人が気付けないような「ふとした出会い」をご縁として大切に出来るのだと、友達夫婦と社長さんとの会話から学ばせてもらった気がする。

刺激的な日々のなか、友達夫婦の親友が営む魚料理を食べに滋賀県に行き、美味しい肴と久しぶりの再会に乾杯をしたり、最初に訪れた時に仲良くなった方のお店にやっと顔を出せたりと、知らない土地でも巡りたい場所があるコトに幸せを感じた。

また今回の京都では、友達夫婦の会社の一角を間借りし、初めてノートパソコンを使った旅先でのやり取りにもチャレンジさせてもらった。まだまだリズムが掴めず、お客様にはご迷惑をお掛けしてしまうコトも多いのだが。。。沢山の可能性と問題点を経験でき、今後の仕事のスタイルに広がりと可能性を感じた。現代機器を使いこなすには、時間がかかりそうだ。

そんな中、僕が京都にいるコトを知り、東京の友達からチケットが届いた。自身が企画に携わった京都近代国立美術館で行われている「北大路 魯山人」のチケットだ。普段、乾杯するコトはあっても、こうしてマジマジと友人の仕事に触れる機会も珍しく、いいご縁を作ってもらった。友人だからという目線を抜きに、本当にいい展示で驚いた。

もともと器は好きなのだが、配置や展示内容を含めて、器だけを見せながら、見る側が展示会場を進むごとに、その上にどんな料理を飾るのかを楽しめる見せ方は、本当に素敵だった。周りからいい刺激をもらう。

今回の滞在では、二人の愛犬タムに触れるコトも大きな目的の一つだった。犬を飼ったコトがない僕が、犬を描く仕事をもらった時、最初に頭に浮かんだのがタムだ。そのコトを伝え、こうして何時現れるかもわからない僕を、快く迎え入れてくれる友人夫婦には何時も頭が上がらない。1日1日が驚くほど早く過ぎていくのだが、寝るのがおしくなるほど色濃い時間に、学生時代を思いだしてしまった。本当にいい時間過ごさせてもらった。

そして、明日のイベントに向け、また高速バスに飛び乗った。明日の名古屋でのイベントで、絵を重ねるのが今から楽しみだ。

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by hirayama-kouichi | 2015-07-18 23:57 | HITORIGOTO

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