HITORIGOTO

また新しい挑戦が始まった。不思議なご縁が巡っていく。

昨年の11月に挙式の絵を描かせて頂いたお二人から、今度はご実家を建て直し、新居が出来上がっていくところを描くご依頼を頂いた。

同じタイミングで、お世話になっているグループから、4階建てのアパート全体をイノベーションするので、携わった方々と完成した姿を描いて欲しいというご依頼が入ってきた。

場所を聞くと先程依頼を受けたお二人の新居と最寄り駅が同じで、場所も5分と離れていない。

不思議なご縁を感じながら、2つの建物と違う方法で変化し、新しいカタチへと進化する姿を描くコトになった。

3月10日に最初の一筆を入れ、家が完成後に作品を仕上げる予定になった。翌日、マドンナで京都の友人達とお酒を飲みながら、時折東北の話を皆で話した。

僕は震災から1年後の岩手の景色に触れ、沢山の壊れた建物を描いてから、少しだけ壊れたたに触れるのが苦手になった。

今回、新しいカタチへと変化する建物に触れ。それを描くご縁に恵まれ。この変化する姿と建物の歴史をしっかり見て感じ、自分を通したカタチで絵に描こうと思う。

色々な経験と気持ちを重ねて絵が描けるコトに、本当に感謝したい。